IQ130超発達凸凹ギフテッド男子と癌サバイバー母の成長記録

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DQ90からIQ135になった理由〈前編〉

(この記事は2022年4月1日に更新されました。)

この記事は、乳幼児期の発達凸凹ちゃんについて、少しでもお役に立つ情報をお届けできたら…という思いで書いています。 

 

 

こんにちは、サトです。

 

幼少期のお子さんのIQ、ウチの息子ユウのように成長に伴って変化する場合があります

もちろん、「お子さんによって違う。変わらない場合も、上がる場合も、下がる場合もある。」ということが大前提ではありますが。

 

幼少期のIQがすべてではないので、幼少期のIQに一喜一憂せず子育てを楽しんでほしいという思いを持ちながら今回の記事を書いています。

 

 

 

ギフテッドはその定義で「IQ130以上」とされることが多いのですが、ユウの場合は、最初に受けた3歳の時の新版K式発達検査はDQ90。

その時点で、私は将来ユウのIQが高くなるとは思っていませんでした。

 

しかし、小学校入学後は、知能検査(WISCーⅣ)を受けるたびに数値が上がってゆき、小学3年生の時にIQが130を超えます。

その後、IQは130を下回ることはなく、今も135前後で安定しています。

 

IQが高いと、学習での困難さが他人からわかりにくいこともあるし、普通級に在籍している子も結構いて、「支援はあまり必要ないのでは?」と思われがちです。

しかし、現実はそうではなく、ユウも個別の支援が必要な場面が多々あり、何らかの支援が生涯にわたって必要になってくると思います。

 

 

今回は、そんなIQについて。

ユウのIQはどうして変化したのか。

そしてIQが高くても必要な支援って、どんなことなのでしょうか…

IQそのものについても、ざっくりとお話しします。

 

★目次★

 

IQ検査について

発達検査と知能検査

子供が受ける知能検査としては、WISCーⅣが多いと思いますが、対象年齢が5歳から16歳なので、3歳の頃のユウは、新版K式の発達検査を受けました。

 

現在の新版K式発達検査は、生後100日から成人まで受けることができる検査で、発達状況を調査するものです。

内容は知能検査に限られない点、乳幼児から受けられる点が WISCと異なります。

 

 

IQの分布

IQは100を平均としています。

85から115の間に68%の人が収まるそうです。

70から130の間に95%が入り、殆どの方は、この領域に入ることになります。

 

 

4つの指標

WISCーⅣでは検査を行うことで、5つの合成得点(『全検査IQ』と『4つの指標得点』)を知ることができます。

4つの指標とは、「言語理解」、「知覚推理」、「ワーキングメモリー」、「処理速度」で、健常児の検査結果は、この4項目がだいたい同じような数値を示します。

発達障害がある子は、4つの項目に大きな差があり、得意と不得意の差が大きいことがわかります。

つまり、発達の凸凹があるということです。 

 

 

クラスの優等生と東大生のIQ

クラスにいる優等生は、大体4項目が110くらいで揃っている、という話を聞いたことがあります。※1

東大生の平均的なIQが120〜130くらいだという話も…※2

※1、2 あくまで療育の先生や発達外来の医師の個人的意見なので、正確な数値ではないかもしれません。

 

 

知能検査について,詳しくはこちらを参考にしてください。

litalico-c.jp

 

IQが変化した理由

それでは、なぜユウの幼児期のIQは変化したのでしょうか。

実は、能力が急激に上がった…ということではなく、変化には幼児期の特性の強さが関係していました。

 

主治医の先生によると、

・小さい頃は、今より多動の特性が強く、検査に集中できていなかったり、説明が聞けなかったのではないか(検査途中に立ち歩いたりもしていた)。

・今より間違えるのを恐れる特性が強くて、自信がない問題には答えなかったのではないか。

・今よりマイルールへのこだわりが強くて、問いの趣旨に沿った回答ができず、不正解になったものが相当数あったのではないか。

ということでした。

 

つまり、幼少期は特性の影響が強く出て、検査に集中できなかったり、回答できないということにより、IQを正確に測れていなかったということのようです。

 

ADHDのお子さんで、IQが低く評価されがちというのを聞いたことがあるのですが、多動の影響があるのかもしれませんね。

(ユウもADHDの特性があります。)

多動は小学校高学年頃になると落ち着いてくることが多いと言われていて、ユウもそのくらいから多動がおさまってきたように感じます。

丁度そのくらいのタイミングで、IQも安定してきたような気がします。

 

得意な能力が苦手部分を補うことも…

先ほど、発達障害を持つ子は、4つの指標の数値に差があるというお話をしました。

ユウは1番特異な項目と苦手な項目の間に50点近い差があり、苦手と得意の差が非常に大きい特徴がありました。

ただ成長していくにつれ、その差は縮まってきて、項目間の凸凹がなだらかになってきました。

主治医の先生によると、高い部分の能力が苦手な部分を補って、本来苦手な項目の数値を引き上げることがある、ということでした。

 

 

 

幼少期の発達検査や知能検査は最終結果ではない

発達検査で出た数値は、小さいうちは最終結果だと受け止めない方がよいのかもしれません。

 

これまでお話ししたユウのケースのように総合のIQが40以上あがる場合もあります。

また逆に、IQは同年齢の子全体での比較の問題なので、周りの子の成長のスピードが速くて、発達障害のある子のIQが下がってしまうケースもあるそうです。

 

特に特性が強めの子は、上がる場合もあれば下がる場合もあるのではないかな…と個人的には思います。

 

 

IQが高い場合、どういった支援が必要になってくるか

すみません。長くなったので次回に続きます。

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DQ90からIQ135になった理由<後編> - IQ130超発達凸凹ギフテッド男子と癌サバイバー母の成長記録

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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